パーフェクトプロポーズ
」のレビュー

パーフェクトプロポーズ

鶴亀まよ

今更感満載ですが

ネタバレ
2021年7月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 社会人として日々激務に追われ、心も身体も限界に
達していた受け。思わず倒れ込んだ時に現れたのは、
中学生の時に声を掛け知り合った少年だった攻め。
新刊時ランキングに上がっていて、フォローしている方のレビューもあり、読もう読もうと思いつつ。
作品がは勿論ですが、レビュー自体を読むのが
大好きなので、他レビューの社畜のワードも多く、ちょっと孕み後伸ばし。
自分の仕事も生活も一息ついて、ビールをお供に。
元来、自分を誇張せず何に対しても誠実な性質が良い受け。仕事でも誠心誠意向き合います。
一方の攻め、仕事や社会に出る以前に、幼い頃からの
環境に心が痛みます。社畜のワードよりも攻めの境遇
の方が、子供で環境など選べなかっただろう事に胸が痛みました。
受けの「社畜」として本当に辛かったのは時間の拘束より、次々にやっても終わらない事よりも、主任がした様な、誠意や結果や取り組んだ姿勢を悪意を持って否定していた事だと思います。
受け攻めが出会った頃は、まだ自らも知らない分からなかった未来。それぞれが必死に自分なりに生きてき
たけれどそれが見いだせ無くなった時に、2人が再び会えて良かったな、と思います。
力が及ばない儘ならない状況で、お互いの存在は満たし合うものでした。自分にとって必要なものを見つけた、まさしくパーフェクトな求愛でした。
生育中に身も守る為に備わってしまったこれまで封印して来た甘々えや要求や可愛い我儘を、イケメン顔でちょっとずつ見せられるようになり嬉しかった。
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