ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~
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ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~

尾羊英/中村颯希/ゆき哉

身体は虚弱、心は鋼な主人公

ネタバレ
2021年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 掲載誌の方のオンラインサイトで1~3話と最新話が公開されており、内容が面白く公開が終了した間の部分が気になり単行本の一巻をシーモアさんで購入しました。美しく虚弱で儚げな誰からも愛される雛女様の主人公がそれを妬んだ他家の雛女様の陰謀でその身体を入れ替えられて絶望的な状況に陥れられた筈が、身体が虚弱なだけで本人の強靭な鋼メンタルと努力と根性で困難な状況をとことん楽しむ様が前向きでとても好感が持てます。楽観的ではありますが頭もよく、とにかく努力と根性と蓄えた知識と思慮深さと懐の深さで、元の身体の持ち主の性格が原因で周りから向けられていた悪印象・悪意・敵意をものともせずに日々をすごす様を見ているとどんどん彼女の事が好きになります。次巻も楽しみです!
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