このレビューはネタバレを含みます▼
「明烏夢恋唄」に続く遊郭・かすみ楼シリーズです。前作メインの烏天狗・翠蓮も登場しますので、未読の方は是非前作からオススメ。さて今作は京都が舞台。鬼と陰陽師のお話です。とはいえ陰陽師の紺は大学生。もともと鬼とは敵対する間柄ですが、実は人間より妖に興味があって。鬼である茨木を見つけたときはその美しさに見惚れていましたからね。紺はかすみ楼の結界修理に行って茨木と親しくなりますが・・・。前作もその切なさにうるっときましたが、今作の仕上がりはそれ以上ですね。千年前からの願い、二人の敵対する所以、二人の未来・・・。ラストに涙涙でした。でも続編決定との事。ほんと良かったです。幸せな二人に会えることを期待して待っています。★5以上
「全6話・221p」
「あとがき1p」
「描き下ろし4p」
「カバー下マンガ」
「電子限定描き下ろし1p」
「シーモア限定描き下ろし1p」
「修正・白抜き」