フェイクゴシップ 【短編】[デジタル修正・単話版]
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フェイクゴシップ 【短編】[デジタル修正・単話版]

bov

ひどいー…けど、嫌いじゃない…続編欲しい

2021年8月2日
本作の単行本が出たタイミングで購入しよう!と思ったら、『アバンギャルドとスト●カー』と同収でした。『アバンギャルド~』は単話で全話購入済みなので(ぶっ飛んでて面白いです)、単行本の描き下ろしは読みたいなと思いつつ、『フェイクゴシップ』も単話購入することにしました(8/3までセールということもあり)。
ほんと、作者さんの描かれるプレイがひどくて痛くて、今回のちくび攻め(特に2巻)はマジヤバかったです。でも、嫌いじゃないんです…。イク手前、トブ秒前の表情は、商標登録できるんじゃないかと思うくらいの作者さんの持ち味だなぁと思います(この表情は『アバンギャルド~』の方が一層楽しめます)。
芸能スクープ狙いのカメラマン杉村と若手俳優椎名のお話なのですが、もう、椎名の豹変ぶりが震えるレベル。笑えるレベル。そして、割と冷静な杉村の脳内が面白い。1・2巻通してSM的エロ描写しかないんですけど、復讐という無自覚SMプレイのはずが、お互いの性癖(加虐性と被加虐性)を刺激して、目覚めていく過程がイイ!です。完結表示になってるんですけど、ラストの2人が可愛くて、続きが読みたいよ~と思っています。エロを求めていない方、SM苦手な方には不向きかもしれませんので試し読み推奨です。気に入ったら、『アバンギャルド~』もおススメです。8/3までだったら単話買いがセールでお得ではあります。
作者さんの代表作『性癖ヤバめなオトコに狙われました。』は、以前、増量試し読みで「うー、無理ー」ってなったんですが(脅して無理やり系が苦手で…。同じような無理やりでも『フェイクゴシップ』とはちょっと違うんです、私的に…)、フォローしてる方が「性癖ヤバめ~は絶対2巻読んで!」とレビューされていたので、いずれ再チャレンジしようと思います。
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