お願い、せんせい
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お願い、せんせい

タアモ

表題作のみと言わず😶

2010年7月19日
ぜひ、「アルタイルの恋文」も読んでみてください。アルタイルとは彦星のことです。タイトルからも作品の切なくも愛情ある雰囲気を感じとって頂けたらいいなと思います。

<あらすじ>
毎年、夏に母に連れられて田舎にやって来る士族の息子・十太友。そんな彼を毎年楽しみに待っている幼なじみの末緒。しかし、やがて夏になっても彼は来なくなる。
素直ではない十太友の孤独が透けて見える末緒ではあるものの、彼の母親に嫌われているためおおっぴらに会うこともできない――。



…このように書くとなんだかありきたりな話みたいですが、心情描写のうまさと可愛い絵が、幸せな思い出と切ない想いを上手く引き立てて、味のある作品にしています。
「寂しいことが幸せです。」という、彼から手紙は本当に切ないです😢


私はコミックを一度読んだことがあるのですが、「アルタイルの恋文」がものすごく好きだったので、この話だけ購入してしまいました😃
どうぞ皆さまも、表題作のみと言わず手をのばしてみてください。
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