絵にもっと色気があれば





2021年8月4日
表題作と短編1つ。表題作は、以前無料で1話読んだことがあり、なんとなく気になっていました。それぞれ事情があって自分の好きな生業から離れた二人が田舎で寄り添って過ごすタイトル通りの雰囲気や、水沢が勅使河原の背中を押すために夏休みを終わらせるシーン、二人が再会した時の勅使河原のセリフなど、全体的な流れが好みです。惜しいのは体の描き方、特に手がガタガタしているところ。短編は駅のホームが主舞台で、これから始まる恋って感じ。こちらは濡れ場がないので絵の問題が比較的気になりませんでした。

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