このレビューはネタバレを含みます▼
英国皇太子ジェームズと記者であるベンがケニアで出逢う。チェスをしながら互いの秘密を1つずつ吐き出し一夜限りの関係をもつ。が、まさかの英国での再会。お互いに線引きをしながらも逃れられず色々な方法で逢瀬を重ねていく。。ジェームズの過去の傷と現在の逃れられない環境、そしてベンにも忘れられない傷があり互いにいつかは終わる関係としながらもだんだんとなくてはならない存在となっていく。
昼間のシーンはそれぞれの立場や問題、葛藤の話。それに対して夜のシーンは素に戻った2人の欲に忠実な姿という対比が素晴らしい。常に対等でいる関係がいい。ジェームズのリラックスしている様子、ベンの真っ直ぐな情熱と色気。所々の挿絵も話のイメージに合っていて素敵です。
段々と線引きが曖昧になった時の2人の決断。夢中で読み進めてのラスト!ここで終わるのか⁉︎あんまりです。すぐ続きを購入しますれ