このレビューはネタバレを含みます▼
7才の時に父親が亡くなって父親の友人の久代に引き取られた篤史は久代の息子で5才年上の忍と3人で暮らしています。読みはじめて10ページいかないうちに涙ポロリンてなりまして、泣ける~って思ったのですが、それから忍がずっと意地悪なんです。いじめみたいなのではないのですが、なんとなく心ない言葉を投げてくるような感じで読んでいて腹立つ~篤史かわいそう~ってなって、読むのやめようかなと思っていたら久代が入院したあたりから優しくなって、これ樋口先生のつれない攻めが実はめちゃくちゃ受けを愛していたパターンです。でも11年間つれなくしていてってあまりに長すぎ。受けに意地悪していた攻め様のイメージ回復アゲアゲターンが始まるんですけど、この攻めは今まで彼女が2、3ヶ月もてばいいほうで別れてはすぐにまた別の彼女ができるイケメンでして、受けを好きな気持ちから「逃げるために恋愛していただけ」で「女なんかどうでもいい」とほざくのです。腹立つわー全元カノに謝れ!BLって女子に冷たいの多くないですか?そんなこんなで番外編ではもうアマアマです。う~ん、こんな攻め好きになれない。まあ共白髪までお幸せに。
2011年4月 総239ページ。