世界中の人がみんな読んでほしい





2021年8月6日
絵がかわいいのに、すごくリアリティがあって、何度も涙が出ました。空襲シーンや軍事工場がやられるシーンは本当に息を飲むくらい。たまたま読んだのが真夏の暑い日で、家の外に出たら熱気がものすごく、夕焼けで外が真っ赤になっており、空襲シーンがよみがえって、薄ら寒くなったくらいでした。軍国主義で正しい情報が隠されたり、無茶な考えが国民に押し付けられたのは有名な話ですが、一人の女の子を通して、それらがどんなものだったのかが具体的に感じられました。勝てるはずがない、爆弾に人間が勝てるわけないと、大半の人はだんだん気づき始めていた。しかしもうその時点では一般人にはどうすることもできなかったことが、ひしひしと伝わりました。勤労奉仕で子供たちが戦争に加担させられていったり、着るものを何度もほどいて作り直すシーンが、すごく悲しかったです。
世界中の人が読んで、戦争してる人やしたがる人に反省してほしい。戦争したらこんなことになるっていうバーチャル映像を、顔だけその人の友達や家族の顔をみんな当てはめて作って、全人類に見せて欲しいと思いました。
世界中の人が読んで、戦争してる人やしたがる人に反省してほしい。戦争したらこんなことになるっていうバーチャル映像を、顔だけその人の友達や家族の顔をみんな当てはめて作って、全人類に見せて欲しいと思いました。

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力うどん さん
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