傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン
」のレビュー

傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン

磯見仁月

素晴らしい。

2021年8月7日
中世フランスで活躍したファッションデザイナーの魁となる女性のお話。何かと有名人視点の話が多い中で、主人公が「お針子」と言う所が斬新で、読み応え抜群です。
かのマリーアントワネットやルイ14世も登場し、きらびやかで、その裏に国政等も絡みながら歴史が進んで行きます。難しい言葉もありますが、壮大な歴史の中で、強かにのしあがって行く主人公。これからどうなるのか、早く新刊が読みたい。
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