騎士様の溺愛が重すぎる
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騎士様の溺愛が重すぎる

山野辺りり/駒城ミチヲ

本当に重い、溺愛で執着でした。

ネタバレ
2021年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 蓋を開けて開けてみれば、表紙イラストのピンクでふわふわ甘いイメージとはかけ離れたヒーロー・ウィルフレド様のヘビー級執着と着々と進められた囲い込みに震え上がるお話でした。あな恐ろしや笑。反比例してヒロインは真面目で働き者の良い子。
ヒロインのプリシラちゃんがもし大人になってから出会ったのならその異常さに気付けたかもしれませんが、幼い頃から乳姉弟として育った弊害?故に気付かず。
そしてウィルフレド様、あんな幼い頃から欲望滾らせてたの!?と衝撃。プリシラちゃんにのみ見せる甘々の顔が堪らないですね。その他は顔無し人形で興味無しとは…終始徹底してプリシラ一色。本当、震えるわ笑。ヒーローsideばかりのお話だったらこの作品もっとダークになってたよね…って感じ。
作中、プリシラちゃんが身分差故に自分の本当の想いに目を瞑っているので中々気持ちの距離が縮まらない両思いで、恋のライバル(と言っていいの?ウィルフレド様ガン無視だったけど笑笑)と最後の事件でやっと想いに向き合い名実共に両思いになります。最後の最後で本当の両思いでの甘々えち大団円で良かった。しかし数年前からの関係で避 妊 してない感じなのによく子供出来なかったなとそこだけ不思議。
えちはそれほど濃いものでは無かったイメージです。後半あまり致さなかったので回数も少なめ?かな?ウィルフレド様は甘かったけど。全体的にさらっと読めました。
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