ポーの一族 ユニコーン
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ポーの一族 ユニコーン

萩尾望都

はるかなるポーの一族によせて

2021年8月9日
エディスの続きが読めるなんて…生きていて良かった!というほどの感動です。ポーの一族を読み始めた時はエドガーと同じ14歳でしたが、あれから30年以上、あのエディスの館での火事の後、エドガーとアランはどうしただろうかと思いを巡らせていました。
そして時代を超えて現在、時間軸を合わせて彼らに出会える感動と感傷とは言葉では言い表せません。彼らの永遠の時の中の一瞬、同じ時の狭間でまた交差できた気持ちです。エドガーに出会えた頃から私はずいぶん歳をとってしまいましたが、エドガーは美しいまま…それがこの物語を読んだ人の醍醐味だと思っています。
萩尾先生、ありがとう!!
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