このレビューはネタバレを含みます▼
「倒錯者Aの功罪」を読んでから読みました。こちらから読むと「ー功罪」が重苦しすぎるので「ー功罪」から読まれた方がいいかなと思います。「倒錯者Aの告白」は全般的に明るめでコミカルなところもあり(バイク事故はやり過ぎW)、嵐はちゃんと自立していて永司は「ー功罪」と違って抑制的でした。「ー功罪」の続きで読んだので、初めの方のエチで泣けました。ただただよかったなあって。今回は嵐を脅迫する人間から守るために永司がボディガードにつきます。先が読めなくて読みごたえがありました。台風一過みたいな読後感でした。個別でも読めますが、両方読むと2人の結び付きの強さがよくわかります。綺月先生の作品のCPで1番好きです。結構前の作品ですが、2人のお話をもっと読みたいです。
2007年9月 総306ページ 挿絵あり。