このレビューはネタバレを含みます▼
明るく賑やかなムードメーカー・陽介×幼馴染みで親友の香一。いつも一緒だった陽介に突然彼女ができて、心にぽっかり穴が空いたような気持ちになった香一。二人の関係を大きく変えたある夏のお話。キラキラ眩しい夏がたっぷり詰まってて、読んでるこちらも爽やかな気分!こんなに無邪気に夏を堪能するって、大人になったらなかなかできない。超充実の夏を体現してるような陽介のアクティブさが素晴らしすぎた!親友として楽しい日々を過ごしたのに、ふいに限界を迎えて糸が切れてしまう香一が切ない。彼女が一度手を離さなければ、香一が気持ちを隠し続けていたら、違う結末になっていただろうな。堪えて堪えて、震えながら一歩を踏み出した香一に拍手。2年後の二人が幸せそうでよかったー。Hシーンは少ないけど描写が結構リアル。この二人なら春夏秋冬いつでも楽しそうなので、また違う季節でも読んでみたいな。