夜明けの唄
」のレビュー

夜明けの唄

ユノイチカ

BLのジャンルを越える壮大なストーリー!

ネタバレ
2021年8月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙のイラストに惹かれて試し読みした所、壮大な世界観と絵の素晴らしさに引き込まれました!

島を夜の黒い海から守るカンナギのエルヴァ、そのエルヴァの元に足しげく毎日の様に通うにアルト。ちっちゃいアルトが純粋で無邪気で、コロコロしててかわいい!!と微笑ましく見ていたら、いつの間にか精悍な若者に!!窮屈に寝台で一緒に寝てるとことか~!ヤバいです!!
身体は成長しても、エルヴァ様を想う気持ちは変わらず、かわいいアルトのまんまでした!
ただ一緒に過ごす内に、選ばれれば死ぬまで戦い続けるカンナギ制度に疑問を持ちはじめ、調べていくんですがまだまだ謎多しって感じです。カンナギ候補のいる修道院も怪しいし。

そんな中でアルトは、エルヴァ様のことを以前の好きとは違うと気付き悶々。とうとう爆発しちゃいましたね。で!どうなる?どうなる?とかたやエルヴァ様もまんざらでもないようで、相思相愛なはずなのに、カンナギとしての足かせが重すぎて自分の感情を押し殺している様子。お互いが思いやるが故のギクシャク。
そして、今回の8話、言葉で表現すると、「かわいすぎるぜ!エルヴァ様!買って良かった最新刊!!」です。珍しくエルヴァ様視点が多くて新鮮でした!表情が乏しいので分かりにくいけど、こんな風に思ってたのね。いつもはアルトの方が感情豊かで、かわいいなって感じだけど、今回はアルトの仕草にエルヴァ様がドキマギしちゃって萌えました!!
どうかエルヴァ様を解放してあげて!!そして、幸せな2人がずっと一緒にいられる日がくるといいなと願ってます!
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