夢の終わりに、嘘を一つ吐きました
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夢の終わりに、嘘を一つ吐きました

唯純楽/涼河マコト

面白くて一気に読みました!でも!

ネタバレ
2021年8月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前半面白かったです。
デュークの体を使った交渉術は、妻への裏切り行為だが、騎士である妻を守る為の手段であり、罪悪感を持つよりも、妻を守れたという安堵が上回るという。しかし、度重なる女の気配に気付き、悲しみに暮れる妻は離婚届を提出して、夫に黙って戦地に向ってしまう。
妻の為にしていた事は、自分が1番恐れていた妻の死を招き、守り方、愛し方が間違ってていたと気づく。
かなり胸糞展開ですが、妻の反撃は達成。妻が死んでないのも序盤でわかります。
それでそれで?って所で、過去編に話が何度も戻り、ん?この話、セリフ、さっき読んだけど?みたいに繰り返えされたりもして少し冷めます。
感動的な話なはずなのに後一歩泣けませんでした。残念。
デュークも最悪でしたが、奥様の方も大概。絶望してデュークさん死んでてもおかしくなかったですよ。嘘も大概にして下さい。って感じです。
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