このレビューはネタバレを含みます▼
君を愛した10年間
てっきり二人で過ごした10年間の歳月や
愛の記憶かと思いきや、
知念(受)の悲壮感や涼生(攻)の傲慢さが目立つ作品でした。
涼生が一番に愛する知念の変化に全く気づかず浮気三昧な理由が知りたいです。
元は知念が引き継いだ会社なのに、知念に経営を退かせた経緯や、その会社を涼生が担う事で涼生が背負っている知念への後ろめたさや重責があるのではないかと思うのですが…
全く涼生の気持ちが分からないので、ただの横柄な人柄に見えるのが残念です。
このままでは知念が親を捨ててまで選んだ人なのに
まるで無意味な10年間になりそうです。
出来れば知念がこの世を去った後もただひたすら
知念を思い続ける涼生がいて欲しいです。