クセになる





2021年9月4日
毎度思うけど、正直言って絵がおかしいんですよ。下手じゃないのに構図がおかしい。人形みたいなポーズを描くから不自然なのです。それに一人語りで進むので、絵と相まってとても不思議な作品なんです。これがクセになる。しかも人物の心情が深くて、悲しくなる…。今作はゆうかい、監 禁、強 かん、とかなりハードなお相手マナトですが、ひたすら愛を語るのが狂気です。そして頭がゆるいのに行動力あったり強気だったりと不思議な魅力のミハル。かなりカワイイです。ストックホルムかなと初めは思うけど、そうではなく何かを感じとり暖かいお日様の心でマナトと一緒に居るようになってきたんだな…と、その経過が伝わります。個人的にARUKU 先生の作品は絵本を読んでいる様なイメージなのですが、今作もやはりそうで、やはり最後は優しい気持ちになれます。マナトの行動、間違えてるけどね。

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