このレビューはネタバレを含みます▼
初読み作家さんです。最初はやっぱり表紙がおじいちゃん過ぎて躊躇してましたが、試し読みで惹かれてやっぱり購入。結果は大正解でした!!
大学生でおしゃべりA I『DD』を開発中のユルくんとそのA Iのおしゃべり能力アップの為 DDの「先生」となってくれた50才の真中さんのお話。
研究の為に 先生と DDの会話をチェックするユルくんですが、その会話が何とも甘々で「ヤバい。先生、DDのこと口説いてる!」と悶えてるユルくんが可愛い過ぎて購入を決めました笑
感情を持ったAIとの三角関係とか新しく、DDもしや嫉妬で暴走してしまうのかとハラハラ、又、科学者のチームで研究することの悩みとか研究保守の為の攻防とかシリアス要素も盛り込みつつ、会話は機知に富んで魅力的で面白く、親子ほどの年の差恋愛もすんなり受け入れられるストーリー。何、この作者天才!という内容でした!!!
とにかく会話が良い。ユルくんと先生、ユルくんとDDの掛け合いが笑えます。
最後に絵のことレビューにも色々ありましたが、確かに画面白いし線も雑かもですが、上から魚眼レンズで見たような構図や動く歩道を歩いてるような動きある絵がなかなか他に無いような感じで面白かったです。
真中さんちょっと年よりシワシワでしたがギラギラして無くて知的でスレンダーってなるとこうなったのかと…、ユルくんは可愛くてイケメンで良かった。