このレビューはネタバレを含みます▼
既刊2作が切ないお話しだったので、発売してすぐ買ったのになかなか読む勇気が出ず、他の方のレビューをみてやっと読めました。幸せな二人のその後をみせていただいて作家様にありがとうございますと拝みたい気分です。
最初に原さんと繋がっていた赤い糸を薫君が切るんですが、そこでもう号泣してしまった。
今回、原さんの執着攻めが色濃く出ていて私的に大好物でした。原さんの薫君に対する執着ってすごいですよね。もし両想いでなかったら完全にストーカー化するレベル。笑。
ふたりおそろいの指輪やペンギンのぬいぐるみなど小物が前作から引き継がれてるのもイイ。
原さんのご両親の赤い糸がつながってなかった場面で私もどきっとしました。こういう表現が上手いですね。心に響きました。いまはまだご両親には反対されているけど、この人たちならきっとわかってくれると思う。
荒子君と小幡君カップルも登場していて嬉しかった。個人的に荒子君のダッフルコートがツボでした。(前作では似合わないトレンチコート着てたので)
214ページもあって読み応え十分でした。修正は真っ白、白抜き。でも細身のふたりなのにきちんと体格差が描き分けられているところはさすがです。