君、シヲレルコト勿レ
」のレビュー

君、シヲレルコト勿レ

榮屋シュロ

きっとまた花が咲く

ネタバレ
2021年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙本よりもだいぶ遅れて電子単行本発売で、待ってました!分冊版で、フォロー様を見つけて、心の中でハイタッチ♪(うぇーい♪)いつもコメントありがとうございます♫
元々、ゲーム畑にいらして今回初デビューコミックスとの事。とても綺麗な絵で好みです。しかも修正甘めでwow(照れ照れ)
古民家、盆栽、枯れた山茶花、と興味をそそられるもの満載で嬉しい。タイトルからして素敵ですもんねぇ。
両親の愛情を知らず、早い祖父母との別れで、人との縁に何か諦めを感じる薫。唯一、形見の山茶花も枯れているようで、必死に再生を願うのはやっぱりどこかに希望を見いだしたいからなのでしょうか…そんな山茶花がもたらす李一との出会い。
寂しさを抱えながら諦めた心に、スルリと入ってくる李一がいいんですよぉ。人懐こさが可愛くて、薫の心を動かすには十分なほど。李一もまた、強がりな寂しんぼの薫に惹かれていくのも、これまた素敵。
薫自身、李一に対する感情を『依存』と言ってるけれど、果たしてこれを依存と呼ぶのか…ただ甘え方を知らないだけで、ただ恋をしただけ。(個人的に依存と言う表現が嫌なんですけどね)だから李一が薫にはピッタリな気がします。たんと甘やかしてあげて欲しい。
と、思ったら!薫が想像以上にエロくなっていくぅ。それがなんだか可愛くて、李一にとったら愛おしくてたまらんでしょうねぇ。薫が李一の元で花開くように、愛情たっぷり注がれた山茶花も、いつか花が咲く事を願ってます。
李一の良き相談相手の九重さんも素敵だなぁ、と思ったら、なんと、なんとスピンオフが分冊で始まってますよぉ、フォロー様!また楽しみが出来ました!単行本まで待てるかなぁ。いやぁ、嬉しい~。

しまった!分冊版にレビュー書いちゃった(泣)。単行本出ていますので、ご注意くださいませ。やらかしてしまった。失礼しました。
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