このレビューはネタバレを含みます▼
森の大樹を守る妖精一族への花嫁の護衛として人は禁足の地へやってきたオリバーが、花嫁受け渡しの場にやってきた花婿予定のルネに拐われ、本人あれよと流されるままに嫁入りしちゃった話。兵士だけあって男らしく受けとるばかりでない受けがよき。そして攻めのルネと共にお互い実は幼き頃の淡い恋心を持ち続けていて、でも誤解や勘違いで拗れちゃったり。ルネの一途な執着と葛藤も、オリバーがそれにきちんと気付き、さっぱり男らしく受け入れるところもよいです。森の一族には男性しか生まれず、人となら男女どちらとでも結婚出来る(孕ませられる)設定も美味しい。そして男性の孕みかた。。。独特だけど、都合がいいけど。。。ヘソから実がなるとか、好き(笑)でもオリバーが努力してきた兵士としての部分が、森の一族の大事な役目とされる魔物討伐シーン共々にエピソードとして描かれなかったのは少し残念で☆1つ落としました。