このレビューはネタバレを含みます▼
3作品入っています。毎話浮気者が出てきてフラれたりくっついたり、いや あの まあリアルでは多いのかもしれないですが、浮気現場が同居する部屋ってないわー。2作品目の「それなりに真面目なんです。」は「それなりに真剣なんです。」の吉岡の元カレのお話。これからって感じのラストでした。「少しゆるめでも」はなんだかなあって思いました。ジェントルマン然とした日鷹も浮気者という。麻生先生の「ままならないもんで」は電子で買ったあと紙でも買っちゃうくらい好きなんですけど、あちらも賛否両論ですね。麻生先生の作品を読むと自分の許せるものと許せないものの境目に気づきます。品行方正じゃない揺れる内面を描かれるのが上手い作者様かなって思いますが、今回はあまり響かなかったですね。愛が足りなかったです。
2009年4月 総188ページ 修正はトーン、白ボカシ。