わかる。わかる。そうなんだよぉぉ。





2021年9月14日
『動物のお医者さん』で有名な作家様です。知る人は、医療関係者なら知ってるこちらの漫画。特に看護師なら共感しまくりで、病院あるある、患者あるあるとして笑えてしまう作品です。佐々木先生ワールドならではで(原案者さんにも感謝)、医療の世界を時に面白可笑しく、時にシリアスで感慨深く描かれています。医療に携わるお仕事でない方々にも、十分楽しめると思います。作品としては古い時代なので、今時ならナースキャップを被る事もなく、動きやすいパンツスタイルが多いですね。それでも、看護学生にとっては戴帽式は神聖なるもので、一人一人ナースキャップを受ける瞬間は、神妙な面持ちになるのではないでしょうか。今、戴帽式って行われてるんでしょうか?作品内でも楽しめます。『ナイチンゲール誓詞』を胸に医療の世界に望む儀式は忘れられません。誓詞を暗唱させられました(汗)
学生の実習期間や、新米看護師の時って、何をすればいいのかわからないので、作中にあるクラゲそのものなんです(笑)ふわふわと漂うクラゲが、ぴったりで笑ってしまいます。
主人公のユキエの新米奮闘期から数年の成長が、楽しく描かれています。一生懸命、考え悩み、壁にぶち当たりながらも手探りで答えを導こうとする姿に感銘を受けます。ただ患者さんも様々、病気も様々であって、看護にこれが正解だというものはありません。その人にあったものがベストです。若干、ユキエの短慮と暴走がたまにキズで、やり過ぎたり、患者さんに向ける言動ではない事もしばしば。同業としては良しと出来ない部分もありますが、漫画ですから目をつむるしかありません(笑)
学生時代に教わった忘れてはいけない事。医療者は、患者と同じ目線に立って話す事です。ベッドに横たわる患者さんを見下ろして会話せず、腰を落とし目線を合わせる。それは威圧感を抑える事だけでなく、目線と共に気持ちを寄り添うという事です。さて、ユキエはどうでしょう。
あと、ドクターと看護師の対立めいた内容があります。互いに相手の仕事に敬意を払い、対等に働ける事が理想であるかと思いますが、いまだに時代錯誤に看護師の立場が低く見られる事も事実です。看護師は医師の診療の補助であって、雑用係でも母でも妻でもありません。と、声を大にして言いたいです。愚痴ってしまいました。反省。
ユキエの奮闘を見て、頑張ろうと思う日々です。
学生の実習期間や、新米看護師の時って、何をすればいいのかわからないので、作中にあるクラゲそのものなんです(笑)ふわふわと漂うクラゲが、ぴったりで笑ってしまいます。
主人公のユキエの新米奮闘期から数年の成長が、楽しく描かれています。一生懸命、考え悩み、壁にぶち当たりながらも手探りで答えを導こうとする姿に感銘を受けます。ただ患者さんも様々、病気も様々であって、看護にこれが正解だというものはありません。その人にあったものがベストです。若干、ユキエの短慮と暴走がたまにキズで、やり過ぎたり、患者さんに向ける言動ではない事もしばしば。同業としては良しと出来ない部分もありますが、漫画ですから目をつむるしかありません(笑)
学生時代に教わった忘れてはいけない事。医療者は、患者と同じ目線に立って話す事です。ベッドに横たわる患者さんを見下ろして会話せず、腰を落とし目線を合わせる。それは威圧感を抑える事だけでなく、目線と共に気持ちを寄り添うという事です。さて、ユキエはどうでしょう。
あと、ドクターと看護師の対立めいた内容があります。互いに相手の仕事に敬意を払い、対等に働ける事が理想であるかと思いますが、いまだに時代錯誤に看護師の立場が低く見られる事も事実です。看護師は医師の診療の補助であって、雑用係でも母でも妻でもありません。と、声を大にして言いたいです。愚痴ってしまいました。反省。
ユキエの奮闘を見て、頑張ろうと思う日々です。

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