2ウィーク・サマー・シークレット【電子限定おまけ付き】
風緒
このレビューはネタバレを含みます▼
名前が似ていることから手違いが起き、2週間のホームステイを同室で過ごすことになった樹と文斗。それぞれ違った理由から疎外感を抱いていた2人は互いを知るにつれ今までとらわれていた考えを変えていきます。4話で終わってしまって、ああ...これ1冊まるごとで読みたかったって思いましたが、「コーヒーが冷めない距離の僕ら」前後編もよかったです。まあ女子を道具にするなとか大学生という自由な時間を無駄にしちゃってと思いましたけど。風緒先生の本は「くそくらえ純愛」と「ノイズの空にカナリア」を読みましたが、この本が1番好きです。ナチュラルなストーリーで皆さんがレビューされているとおり爽やかでした。それぞれの描き下ろし「コーヒー味の距離の僕ら」2p、「それからの彼ら」7pとあとがき2p、電子共通特典1pがあります。
2020年10月 総201ページ 修正=見えない構図、一部トーンに白アウトライン、白抜き。
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