4作品入ってます





2021年9月15日
仄暗い作風が癖になる深井先生の作品、こちら4つ入ってましたが私は「地獄の沙汰も彼次第」が特に好きでした。
脛に傷持つ冬也(受)が営業先の須永理事長(攻)に会ってどんどん惹かれていきます。が、冬也にまとわりつく過去のせいで須永も自身も傷つき、ようやく解放されるのですが‥。
短編なのに中盤から怒涛の展開に呑み込まれ、ラストで憑き物が落ちたように澄み切った冬也の顔がすごく良かった。作者様の描く人物は憂いがあって表情豊かで、特に涙目の顔なんて「目でモノを言う」から大好きなんです。
他短編「光追う夜」は、別作品「光降る朝、はじめてきみと」に続きます。なので、「光降る朝〜」を読む場合はまずは今作を読んでおいた方が繋がりが分かると思います。
脛に傷持つ冬也(受)が営業先の須永理事長(攻)に会ってどんどん惹かれていきます。が、冬也にまとわりつく過去のせいで須永も自身も傷つき、ようやく解放されるのですが‥。
短編なのに中盤から怒涛の展開に呑み込まれ、ラストで憑き物が落ちたように澄み切った冬也の顔がすごく良かった。作者様の描く人物は憂いがあって表情豊かで、特に涙目の顔なんて「目でモノを言う」から大好きなんです。
他短編「光追う夜」は、別作品「光降る朝、はじめてきみと」に続きます。なので、「光降る朝〜」を読む場合はまずは今作を読んでおいた方が繋がりが分かると思います。

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