夢にも逢いみん
」のレビュー

夢にも逢いみん

かわい有美子/あじみね朔生

めっちゃいい!!

2021年9月16日
源氏物語の世界観で文体もたぶんあえて一つの文がすごく長かったりとかが多々あって、まるで古典の訳を読んでいるような感覚が時々ありました。光源氏が幼い紫の上を自分の邸に引き取ったように、不遇の皇子を攻めの侍従が自分の邸に連れ帰るところから始まる重厚な物語。特に終盤では胸がギューっとなりました。かわい先生、また古典もの書いてほしい!!素晴らしい作品をありがとうございますと言いたい!!
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