遥山の恋
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遥山の恋

六青みつみ/白砂順

二人で共に歩める生き方を

2021年9月19日
室町幕府ぐらいの時代の、荘園と奥山でのお話です。坊っちゃん育ちで傷心の若干イヤなヤツである攻め(攻め目線で心の内が見えるから良いものの、受けから見るとだいぶイヤなヤツだろう。受けはそう思ってないけれど)が成長していきます。受けは全体的に良い子だなぁ、という印象です。
最後まで、どうなるの?切ないねぇ、とドキドキしながら読みました。最後の数行で幸せに暮らしてるなぁと分かるので、この数行大好きです!
攻め目線と受け目線、受け目線が多めの作品が多いように思いますが、こちらは攻め目線が結構多い印象です。といっても半々くらいかな(?)。私はブラウザで読んでいるのですが、多分レイアウトの問題で受け攻め目線が空間あけずに切り替わるので、おろろ?ってちょっとなりましたが、だいたい分かりますので大丈夫だと思います。後ろの方で空間なく時間経過してそうな一ヶ所だけはあれれ?ってなりました。
素敵なお話でした。
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