このレビューはネタバレを含みます▼
この気持ち、どう表せばいいのか。レビュー少ないのが不思議でたまらないくらい最高だった。
個人的に、最後の書店で2CPが出会うシーンの30代の爽人の手に手袋がなかった一コマを見て涙が溢れた。
手袋なくても大丈夫になったのかな、手の甲の傷は薄くなったのかなって。
葉治の真っ直ぐな気持ちが本当に素晴らしい。
手の甲につける傷を無理しなくていい、ただ傷つけたくなったら自分を思い出してなんて素敵すぎた。
この作品をみて、好きな作者さんに手紙を出したくなった。ありったけの気持ちをこめた手紙を。
えっちシーンはあまりないです。でもないからこそ、それぞれの想いが交差して深みのある話になってます。
本当に最高の一冊です。