愚か者のあいの唄
」のレビュー

愚か者のあいの唄

じゃのめ

かっっっっっこいいぃぃ〜

ネタバレ
2021年9月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ これ好き。
まず最初に、、エチはないとオモッテクダサイ。。(アッ!ちょっとだけあった!)
富蔵がゴミ捨て場で、八千代に拾われバンドマンとして活動しつつも、「 運命の人 」に彷徨う。
この富蔵がアウトローでぶっ飛んでいるのに憎めない。
じゃのめ先生のこの独特な絵によって、ただ愛されたかったという彼の空虚さとバンドの背景が上手くリンクしているのも良かった。
何も持たず何もない自分にたったひとつ歌を歌う事だけが全て。それは八千代がくれたもの。
このあたりの哀愁と切なさにクゥッとなる。
その後の紆余曲折を経て、新たに踏み出した2人を応援したくなる。
読後の余韻もよく独特な雰囲気に満たされました。
※10月6日までセール
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