天は赤い河のほとり
」のレビュー

天は赤い河のほとり

篠原千絵

面白いが

ネタバレ
2021年9月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 史実がどの程度反映した作品かはわからないが、全巻ぶれることなく筋の通ったストーリーだと思う。
ただ、若いが故とはいえ、カイル特に、ユーリがもう少し慎重なら防げた命がいくつもあったのではないかと思うと、残念。また、突然娘(姉妹)が消えた日本の家族の戸惑い、悲しみ、憂が一度たりとも描かれていないのは、作家としてはどういう考えによるのか知りたい。
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