このレビューはネタバレを含みます▼
まだ1巻しか読んでいないが、先生やクラスメイト達と人属の国の中の一つに召喚され、人と違う職業「野生児」だからと見下され、あまりにも人間性が最低な人ばかりのその国から魔国へと逃げ延びて素敵な青銀のイケメン狼と出会い、と、そこまではいいのだが、そこからが説明的な文ばかりになる。魔国でほのぼのするのは素敵だけど、日常生活の解説が大半を占めていて全くストーリーが進まない。事細かに余計な説明をして、この作品は何を伝えたいんだ???と疑問に思ってしまう。魔国での日常の詳細と、イケメン狼に甘やかされる、ただそれだけのお話。2巻になったら何か進展するだろうけど、これだと1巻で離れてしまう読者がいるんじゃないかな?【追記:2巻完読後の感想】読み始めてすぐに、「キャラ作りぶれてないか?」という感想が出た。「全国模試 常に上位の超秀才」の常滑君、振動で思い付いたのがピンクロ●ターって、、、しかも巨乳獣ミミ好きって、全く模試上位という設定である必要がなく2巻通して終始普通の男の子。せっかくの設定なのだからそれを生かすべきだと思う。そして1巻以上にメインストーリーは無く、ただただ人物紹介のセリフをダラダラ言わせたり日常生活の状況説明ばかり。最後にちょこっと事件があるけどオマケ程度。