結構、重い・・（嫌な意味じゃなく(^^;）

作家さんの作品て、もっとエロなし正統派なピュアラブのイメージでしたが・・・ここまで深堀りな内容と思っていなかったのでちょっと驚きました。
創作を生業とする人々の、様々な苦悩と葛藤・・・落ちぶれた感のある元？漫画家アキ先輩と、売れっ子小説家クマの人間模様ですね・・。読んでいるとちょっと辛い場面も多々ありで・・努力しても人気が出ない、描きたいのに打ち切りで最後まで書けないとか・・夢と現実とのギャップにあえぐ姿とかプレッシャーとかが・・・リアルな感じがしました。頑張ったら頑張っただけ成果が出るわけではない世界って難しいですね・・・などと色々考えてしまう内容でしたね・・。
表紙とタイトルから、もっとほのぼのな家族愛的なものを予想していたので、そういう方向に行くと思っていなかったのですが・・・でもこれはこれで内容が深いし、まだお話しは続きますが、色々葛藤しつつもやっぱり「好き」が一番大事なのかなと思うから、仕事も恋も自分に正直に進んでいって欲しいな・・・とエールを送りたくなる作品でした。