このレビューはネタバレを含みます▼
(BL小説)
東京に程近い町のDK隣家幼馴染の二人(蜂谷・花沢)は、
訳あってちょっと目立つ存在のため隠れゲイで、唯一のゲイ仲間であり信頼できる心の友。ひょんな事からそこに屁理屈秀才入江が加わって。蜂谷と入江の八年にも及ぶジレジレ両片想いを軸にした三人の高校〜25歳までの青春物語…かな。
いつもとは違うポップな凪良さん作品は、面白いし笑えたけど萌えなかった〜!!朴念仁も理屈屋も好物なんだけど。
説教DKタイプの入江と花沢の台詞や思考に青さが無くて、
新橋のサラリーマンのような違和感がついて回って^^;
八年越し両片想いも何度もスルーされた転機こそ読みたい部分だったので、八年の重みが物足りなかったです。安定を失う怖さを身をもって知ってる唐変木入江に最後は決めて欲しかったな(笑)三人のキャラは好きなのでこの両片想い成就を序章にしたこれからの三人の人生の方を読みたいかも。
→番外編はコミカライズ♪『そろそろ、どうですか 』