このレビューはネタバレを含みます▼
5年前に蒲生(現在28才)が司法研修所で出会ったのは雨宮(27才)。蒲生の一目惚れで、雨宮が検事になり蒲生は弁護士になってからもずっと気持ちを隠して友達づきあいをしています。ある日好きなのを気づかれたと思った蒲生は雨宮に告白し、友達として好きと返されて...。3巻イッキ読みしました。蒲生の高校時代のカレシの滝本や「検事食い」(???)の男性検察事務官 北原、あとバイが2人くらい出てきてパラダイスでした。紅一点のパラリーガルの佐伯がやたらとアシストしてくれました。すごくよかったのですが、蒲生の泣きが多くてどんどん安い涙になってしまって、2分の1、3分の1...6分の1(泣くごとに分母が増えるシステム)と、いっそのこと泣き虫設定されてたらよかったのに。被疑者や滝本との高校時代、滝本の甥っ子のエピソードは深くてよかったです。なんだかんだ言ってとてもおもしろかったです。引き込まれました。北原のところをもうちょっとさらっとしてその後のエピソード増量でやってくださればうれしかったかな。
1巻 2009年7月 総179ページ 2巻 2010年5月 総179ページ 3巻 2011年3月 総178ページ エロなし(事前、事後あり)。