このレビューはネタバレを含みます▼
長谷川が、獲物を飲み込む蛇のような目をしてる…なんて思いながら読んでました。狙った獲物は絶対に逃がさない!みたいな。
橘は長谷川に一方的に飲まれてる…と思っていたんですが、実は、橘にも隠していた事情があって。
互いに、重いっっ!!お似合いかっっ!!ってなりました(^^)
長谷川が橘にキレる場面が好きでした。「腸煮えくり返る」自分の気持ちを橘に勝手に決められて爆発した長谷川。その橘は自分の気持ちに向き合おうとしない。いつもの作ったような笑顔が消え、感情を爆発させた長谷川に、読んでる私がスッとしました。
ストーリーの前半は、2人が2人とも自分の感情を隠してるので、座りの悪さみたいなものを感じながら読んでいたので、長谷川の怒りが爆発した瞬間、膨らみすぎた風船がパンッと音を立てて破裂したように思えました。押さえ込んだ感情の我慢の限界にキタ、みたいな。
そこをきっかけに2人の関係が変わって…。
自分の気持ちを認めてからの橘は、文句なしに男前!! めちゃくちゃカッコ良かった!!バーでのあの笑顔はなんだ!? きゃ~(*´艸`)
長谷川も表情が変わって、これから~ってトコロで終わってます。残念っ!! く~っっ!!
恋人編、読みたい。読みたいです!!