行き倒れもできないこんな異世界じゃ
」のレビュー

行き倒れもできないこんな異世界じゃ

松井トミー/夏野夜子/赤井てら

ぷいぷいちゃん…

ネタバレ
2021年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ コメディ感が好きです。

てゆか実際フィーさんは、とりあえず守る対象!最優先事項はスミレ!と思ってるのは本能的な感じのものであるのはわかるけど、定番の異世界ものだと聖女的なチート能力で傷も癒やして〜とかの流れだけど、それもなく持ってた水で血拭いて状態確認しただけで、治療したわけでもないのに、そこまで恩を感じる程のことでもないのでは…?純粋に一目惚れなんかな?気になるけど…
でもそこがコメディタッチが光るとこですね。
細かいことはまぁ、後々わかるかもしれないけど、分からなくても細かいこと気にすんな!で済むし、確かにwwwって笑えちゃうから。
あと、ベッタベタな恋愛要素がないのもサッパリと読めて好感があります。
元々嫌いではないのですが、むしろ好きな方なんですが、流行りの異世界系はとりあえず逆ハーレムだったりベッタベタな恋愛要素が多くなってきて、ちょっとどれがどれだったかわかんねーし胸焼けしてくるわーってなってきてたので、すごく良い。

サラッと読めておすすめです。

そして、ぷいぷいちゃんに関して悲しい。命を頂いて生きているっていうのはわかってても、やっぱり辛い。
牛も豚も鳥も含めた生き物たちに感謝を忘れちゃ行けないなって。
子供たちだけでなく、私も改めて思いました。
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