嫉妬は愛を曇らせる【単行本版】
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嫉妬は愛を曇らせる【単行本版】

汀えいじ

期待値高過ぎた

ネタバレ
2021年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『歌舞伎町バッドトリップ』がとてもよかったので、とても期待して待っておりました。3時間並んでウワサのらーめん屋に入った気分です。期待値高過ぎたみたいです。
ピアノをもう愛せない先輩桐野と、桐野に憧れ、遅咲きの才能溢れる高瀬のお話。桐野を追いかけて現れた高瀬をもてあそんでやろうと高瀬にちょっかいを出す桐野。それなのに、いつの間にかミイラ取りがミイラになったように、高瀬に恋してる。次第に才能を開花させる高瀬から離れようと決意するも、結局離れられず…。桐野の不安定さが半端なかった。そして、ただただピュアだと思っていた高瀬は実は最初から桐野を狙っていて、分析していた…。
もうピアノには関わらないと言っていた桐野が、ピアノの先生になっていたのには驚いた。高瀬のコンクールのお手伝いできてたくらいだから、きっと教えるのうまいのだろうけど。
画ですが、なんとなく、高瀬の顔がちゃんと定まってないような感じがして気になった。あと、ページが足りなくて文字でカバーしてしまったのか?と思ってしまうところが後半気になりました。
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