このレビューはネタバレを含みます▼
とある英会話スクールをメイン舞台に、恋愛経験、価値観の違う女3人(+α)のそれぞれの恋模様。読んだ人の好みがはっきり別れる作品だと思います。私的にメインカップルであるジュンコ先生と星川さんのカプは苦手(ほぼ嫌い寄り)で、受付嬢のマサコもリアルにいたら嫌いな女に入るから、何度も読むのをやめようと思った(紙本で読んでた頃に1度やめた)けれど、ヲタ女喪女のモモエ先生と腹黒王子キャラのアーサー先生のカプがめちゃくちゃ好きで、2人の結末が知りたくて結局電書で全巻買いしてしまいました。まぁ、3人とも落ち着くところに落ち着いた、という結末で、一推しアーサー&モモエカプについては、続編「エレベーター降りて左」に続くようです。個人的にメインカプが嫌いなタイプ(合理的なようで優柔不断女とちょっと自己中な強引男)だと、読むのがなかなか辛かったですが、ジュンコ先生にも譲れないモノと感情の揺れ動きがあり、そういうのが好きな人はものすごくハマる作品だと思います。