このレビューはネタバレを含みます▼
無骨な若手陶芸家・緒方×手フェチの喫茶店店主・瀬戸。手にしか興味が持てなくてフラれ続ける瀬戸の癒しは、親友で理想の手の持ち主の緒方(の手)。高校時代からずっと好きだった緒方に突然告白されて付き合うことになった、12年越しの恋のお話。実はとっくに両想い同士だったので、最初から溺愛系で甘々!告白と同時に初Hで、その後も思ったより回数多め。感情が読みにくい緒方の執着がたまらん。二人がすれ違う原因になった緒方の実家関係が曖昧というかなし崩しな感じで、結局よく分からないままだったのが気になるな。お見合いの話は周りも知ってたくらいなんだし、思わせぶりなシーンもあったし、ちゃんと知りたかった。緒方が瀬戸のどこが好きなのかもはっきりしないので、1話くらい緒方目線があったらよかったかも。細かいことを気にしなければ甘くて可愛くて好きなお話でした。