このレビューはネタバレを含みます▼
設定はものすごくよい。戦後昭和が舞台の怪人×探偵で、かつ初代小林少年×2代目小林少年。戦中の非道な人体実験とそれによって生まれた変異がよくできてるなと感心しながらあっという間にここまで読了。ところどころ「?」な場面はありましたが。
ミステリとしてすごくよくできてるし、絵は綺麗だし受の小林少年(青年)はめちゃくちゃ色っぽい黒髪美人…なぜこの評価かというと、ひとえに受の自己犠牲がヒドすぎるからです。モブに蹂躙されるし輪カンされるし実験器具や道具なども…。いくら大切な人のためとはいえ(そしてハピエンらしき終わり方をしてるとはいえ)ラブストーリーとしては私には到底理解出来ない世界。無理でした…。