身ごもり婚約破棄しましたが、エリート弁護士に赤ちゃんごと愛されています
」のレビュー

身ごもり婚約破棄しましたが、エリート弁護士に赤ちゃんごと愛されています

砂川雨路/琴ふづき

評価が難しいお話。。。

ネタバレ
2021年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ シークレットベビーものだと思って読み始めたら、少しありきたりなシークレットベビーものとは違うアプローチのベビーものでした。陽鞠と修二は妊娠発覚からの結婚間近のカップルでしたが、お互いの気持ちのささやかなすれ違いやストレス、不安感などが重なり大きな溝となってしまい出産前に別れてしまいます。三年たって修二がアプローチしてきたことから2人と娘まりあの関係が進んでいく物語です。2人共に頑固で意地っ張りで見栄っ張りのヘタレ。となると、それはまぁ拗れること拗れること(笑)本編にヒーロー目線がないことからとにかくヒロインがぐじぐじウダウダしてるように感じてしまい、イラつきが半端なく(笑)途中幾度となく読むのをやめようかと思いましたが。でも子を守る母親としてはそれくらい「ありそう」のリアル感なのかなー、とも思ったり。結局のところ、一旦別れを決めて離れた時間と、子供という絆からお互いを見つめ直してハッピーエンドで良かった!と思いつつ、どうにも不器用が過ぎる修二にもイライラするし、子供のこと考えているようで子供に負担かけすぎの陽鞠にもイライラ。個人的にはこういうお話にはちょっとのリアル感とありそうでない夢物語的なものを求めているので、読むのに疲れたこちらは評価を低めにさせていただきました。
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