このレビューはネタバレを含みます▼
「アンリライト」が大好きで、いつか作者様の他の作品も読んでみようと思ってました。が、表紙とタイトルが固めのイメージがあって…なかなか手が出ず…。中を読んでも、タイトルとのつながりは良く分からなかったです…?どのあたりで「二度目の男」…?
表題作は西尾さんの五歳の娘の夏美ちゃんが、とにかく健気で愛おしかったです。西尾さんも夏美ちゃんのために頑張ってて。遠藤が好きな気持ちはあるけれど、1番は娘、娘が最優先と言い切る気持ちの強さが、人間として素敵だと思いました(^^)
遠藤さんも真面目な方で。2人が2人とも誠実なので、この先もちゃんとして付き合って行くだろうな、と思える感じが良かったです。
1番最後のページ、高校生?の夏美ちゃんが西尾さんと遠藤さんを両手に笑っているカットが幸せそうで好きでした(^^)
表題作以外にもう1作入ってました。短いですが、攻めのヘタレ具合がなかなか良かったです。ヘタレつつも、受けに煽られてまた頑張る…、落ち込んで、これではダメだと自己奮起して頑張る…みたいな(笑) まるで起き上がりこぶしのようでした(笑)