このレビューはネタバレを含みます▼
いや、うーんなんかもう「全員人の話聞いてー!」でした。愛してるって言ってるじゃん。いい大人がこんなに拗れることある?
てかオルフェとダイアナはまず使用人の誤解を解いとけよ。
ラストでオルフェが「使用人全員解雇しとく?」とか言うけど、いや始めから誤解を解いとけ。正直全てはそこから始まってるのでオルフェとダイアナには何も同情できない。
そんで初顔合わせの時にがっつり腕組んで現れるダイアナ。オフィがいつ見てもガッツリ腕組んでるダイアナ。そりゃ誤解されるよ。そんな時こそ使用人使えよ。無神経すぎて悪女はどっちだよと思う。(勿論オルフェも同罪だけど)
そして「離婚するために相手に嫌われよう」という発想があまりに不確実だし回りくどいし卑屈で子供っぽい…。
オルフェもオルフェで「自分を哀れんで傷つけないためにわざと嫌われようとしてる」とか、発想が斜め上すぎる。
1巻を読んだだけで結末が予想できるお約束ストーリーではありますが、絵は綺麗でした。キャラもそれぞれ好きですが、もうちょっと話の密度・濃度を上げてほしかったです。正直「こんなんで売り物になるんだなあ」です。半額セールで買ったのでまだいいですが、元値だとあまりにも…。とりあえずクロードには幸せになって欲しいです。両片思いは大好物だしキャラもよかったのでブラッシュアップして再出版とか検討してほしい。クロードよ幸せになってくれ。(2回目)