君を愛した10年間【タテヨミ】
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君を愛した10年間【タテヨミ】

EUN/wuyiningsi

授業が終わったら一緒に帰ろうね

ネタバレ
2021年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結末としては驚くほど誰ひとり幸せになりません。メインキャラ以外もみんな終わりは不幸です。だからこそ、結末はどうであれその人と出会えたこと、思い出、記憶、結末に至るまでの過程に価値があると思わせてくれます。過程の幸せと結末は切り離せないセットで、あの時ああしていたら〜、しなければ〜、もっと早く〜などの後悔は意味がないと思わせてくれます。

先生がとても誠実に尽くしてくれただけに最期の言葉がトラウマレベルにやるせないのですが、タイトルが「君を愛した10年間」な時点で察するべきでした。
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