狐のよすが
」のレビュー

狐のよすが

ミナヅキアキラ

はぁ~・・世界観が凄いイイ✨

ネタバレ
2021年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 毎度思いますが「カッコイイ」んですよね、全体的に作品が!ほんとミナヅキさんの世界、大好きです♪今回の作品は「種族を超えた深い愛」とでも言いましょうか・・・お腹がいっぱいだった狐の九重が(多分巣から)落ちていた小鳥(ピー助)を、保存食?として持ち帰ったところから始まりますが・・・生きる糧として他の生き物の命を頂く森の獣の・・・ちょっと寂しくて温かくて切ないラブですね。ピー助・・・反則的に可愛かった・・・でもか弱い感じじゃなくて、生命力溢れる逞しさがまた野性味があっていい。しかも日々成長して美しく変化していく様がまたね・・✨もう「食糧」ではなくなったピー助に与えられた「よすが」という名前の意味合いも・・ステキでした(^^衣装も凝ってましたね~✨個人的には鷹の「師匠」が顔も衣装も好き💕和装なのがまた更にピッタリでいいっ!
そしてまた、魅せ方が上手いんですよね~~♪感動シーンあり、名台詞ありで・・泣けました・・エチは、2人にとって切ない行為だったのですが・・・出来る事なら2人で生きていくと決めてからの幸せなエチも見たかった・・・・いやでも作品としてはこれで良かったんだよね・・・でも終わって欲しくなかった・・もっと浸っていたかった・・・そんな、後を引く作品でした(^^
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