ピンクポルノで待ちあわせ【単行本版/電子限定おまけ付き】
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ピンクポルノで待ちあわせ【単行本版/電子限定おまけ付き】

三栖よこ

ピンク映画で始まる純愛

ネタバレ
2021年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雑誌編集者兼ライターの熊野×ピンク映画愛好家の御堂。念願の映画館でのピンク映画観賞中に、ハッテン場と化していたそこで変態オヤジに絡まれてしまい、居合わせた熊野に助けられた御堂。うっかり雰囲気に呑まれて後悔しても、美味しい餌には逆らえない御堂がひたすらチョロくて心配になる(笑)以前出ていた完全版を持ってるけど、好きなお話だったので描き下ろし目当てに購入。ピンク映画が題材というのが新鮮だし、二人の熱量の高さがすごくいい。始まりはノリと勢いだけど、熊野が御堂のことには真剣で仕事にも熱心なので、すれ違いが悲しいなあ。結構修正が入っているそうで、完全版と見比べるのも面白かったです。ピンク映画はさすがにハードルが高いけど、二人のピンク映画談義は興味深いな。御堂兄弟にスポット当てても面白かったかも。
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