このレビューはネタバレを含みます▼
あー読んですぐ涙が勝手に出てました。
何もかも上手くいかなくて逃げるように日本を出たリューイチ。宿の主ノアに対しても棘のある言葉を言ってしまう。
それに対して怒るでもなく自然体なノアが羨ましくて、ここでのんびり過ごすのが一番の贅沢そんなセリフを言わせるに足る美しい花が咲き乱れた風景にも感動。
一コマの贅沢使いが良いですよね〜ニワトリを追いかけるシーンとかゆったりとした時間が流れてなんか気が抜けるようなそんな描写に癒される。
そしてノアが愛おしそうに切なそうにリューイチを見つめる表情、その理由がわかった時全て繋がってまた感動してしまう。
敬虔なクリスチャンの家なら同性愛者は罪人と同然、自分に負い目を感じて生活していた時の運命の出会い、ノアの世界が変わった瞬間!ノアの気持ちが溢れ出るシーンは本当に素敵でした。
読む前まさに私の気持ちもなんだか鈍感で、感受性どこに置いてきたっけ…とか思ってて、ノアの真っ直ぐな偽らない気持ちがこんなにも心に染みると思いませんでした。
何をどう感じるかは自分だけのもの。今欲しかった言葉かもしれないです!
幸田先生ありがとうございます!と言いたい…。
あと修正が甘くて良かった!エロどうのもだけど白抜きだと世界観を壊してると思うので。ノアの人生観変えるくらいのリューイチの裸体が白抜きだと違うよね笑