このレビューはネタバレを含みます▼
カジノが舞台、奔放なオーナーとボディガード…という謳い文句、不穏な事が起こるのかな?とドキドキ読み始めました。が、地雷要素は何もなく、安心して読めて良かった!スパダリとボディガードが恋に落ちる…満足でした!
カジノオーナーのアロイスが一目惚れで気に入ったジョーノを、自分の身辺警護に雇います。アイロスはジョーノの優しい姿を見かけて気に入り雇ったのですが、ジョーノは訝しく思います。ジョーノは真面目に仕事をこなしつつ、心には日系人であるが故の、自分はどっちなのか問題を抱えていて、現在はモラトリアムな状態でした。お試しでボディガードについた2週で、アイロスのスパダリさや意志の強さにジョーノも惹かれていきます。二人とも 男は初めてだったのに、惹かれて恋人になるのも自然でした。アイロスがスパダリ受けなのは、絵的に違和感ないです。受けでも溺愛してます。逆でなかった事に、ジョーノが疑問を持つところも面白かった。
舞台がアメリカなので、ゲイカップルへの周囲の壁はなく、当たり前のように描かれています。そこがほのぼのしてて好きです。職場の同僚達に普通に応援されて、恋バナして、いいな〜と思いました。