このレビューはネタバレを含みます▼
全てのページがなんかもう切なくて胸がギュッとなります。色んな意味での切なさでとにかく全ページ切なくなります。でも、その切なさの中めちゃめちゃ優しい愛情とか小さいけどしっかりとした希望みたいなものがいつも一握りあって、それが見たくて何度も読み返してしまいます。ちょいちょいグッときて泣けます。車椅子の生活の苦しみとか家とかお互いの縁についてとか色々あっても、そこに包み込む愛情があることが救いです。怒涛の切なさの中に救いのある絶妙なストーリー。そして明かされていないミステリーの続きがとても気になります。内緒にしなくちゃいけない愛じゃないのに言えなかったりが、とにかくもどかしいしとてつもなくリアルに見えます。続編が待ち遠しいです。フレイヤ連載とあるけど雑誌がみつけられずただひたすら続きの発売を耐えて待ってます。早く幸せになって欲しいけど、過去と向き合うなかで傷ついてしまうことがあっても、互いが支え合っても良い関係だったんだって心を通わせあって欲しいです。早く両思いがお互い伝えあえると良いな。